インドア派。

音楽とかゲームとか

lobotomy corporationについて【ゲーム】

☆ポイント

   徐々に明らかになっていくストーリー

   被害なく管理しきった時の高揚感

   毎日新しい要素が増えていくワクワク

 

 

 最近lobotomy corporationというゲームにドはまりしている。まだ完全攻略できてないが120時間くらい遊んで誰かに勧めたい衝動が抑えられない。今回はこのゲームをできるだけネタバレを抑えつつ紹介したい。

 

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☆どんなゲーム?

プレイヤーはモンスターを収容しているロボトミー社の管理人となり、様々な種類のモンスターを管理していきます。プレイヤーは職員たちに命令し、その結果を観察していきます。そして、モンスターが生み出すエネルギーを回収してノルマを達成し、会社を拡張していきながら多種多様のモンスターたちを集めていきます。会社の中で管理人は管理の緊張感と恐ろしいモンスターに直面しながら、日々耐えていくことでしょう。

Lobotomy Corporation | Monster Management Simulation on Steam

あなたは超常的な能力や機能をもつモンスターたち(このゲームではアブノーマリティっていう)を用いてエネルギーを得る lobotomy corporation の管理人になりました。あなたの仕事は職員に適切な指示を出すことです。職員たちをうまく使って、緊急事態を乗り越えつつ毎日ノルマ分エネルギーを生産して下さい。  っていうゲーム。

 

 SCP好きな人には、Dクラス職員を働かせてエネルギーを得る会社っていうとわかるかな。SCPもいつか記事出したい。

 

ジャンルとしてはシミュレーション、中でもRTS色が強い。ホラーやゴア表現が極端に苦手な人は避けた方がいいかもしれない。筆者はグロが苦手だったがこれは慣れることができた。マスコット調の絵柄のおかげでかなりマイルドに抑えられてはいるがそれでも血しぶきは免れ得ないし、後述するが人は死ぬ。

これは決して平和な経営シミュレーション ゲームではありません

Lobotomy Corporation | Monster Management Simulation on Steam

 

 ☆特徴

このゲームは難しい。その難しさのゆえんを解説したい。

 

まず情報が多い。特徴的なシステムを持ったゲームであるが故、ゲーム内のマニュアルが膨大である。正直一回読んだだけで覚えきるのは至難の業だ。もちろんそれはゲームの製作者も分かっているようで、実際に動かしながら覚えるわかりやすいチュートリアルがある。が、それを見たうえで実際に数日仕事をしても、筆者はまだマニュアルが必要であった。少しづつ画面中にたくさんある数字の意味が分かるようになっていくのはまさに仕事はじめたて、といった感じでなかなか楽しい。

 

次に初見殺しが多い。このゲームは毎日仕事始めに施設に入れるアブノーマリティを選ぶことができる。・・・のだが、ゲーム一週目は管理番号以外すべて伏せられた状態で選択することになる。さらにそのアブノーマリティの情報を知るためにはそのアブノーマリティで生産したエネルギーが必要である。もちろん間違った作業を行うと施設は危機的な状況に陥ることになる。例えば作業した職員が即死したり、アブノーマリティが収容室から脱走してこちらの職員を攻撃してきたり、職員を(規制済み)に(規制済み)。幸いにしてなんどでも被害なしに一日の頭からやり直すことができるが、ゲームの時間は戻ってきても我々の時間は戻ってこない。2時間管理した後リセットボタンを押すしかなくなったときは泣いた。

 

 

それから恐怖、絶望感がすごい。職員は毎日の作業の中で作業に応じて育っていく。毎日育てているとポケモンみたくどんどん愛着がわいていく。そのうちこの人がいれば大丈夫!っていうお気に入りの職員が必ずでてくると思う。そんな職員もアブノーマリティの前には対応を間違えるとあっさり死ぬ。どんなに強くてもほんとにさっくりと死ぬ。もちろんリセットすれば取り戻せるが、死ぬかもしれないという不安は常に付きまとって管理人に選択をためらわせる枷となる。トロッコ問題みたいな非常な選択を迫られることもあるだろう。慣れるまでは情報のないすべてのアブノーマリティ、試練が大きな恐怖、絶望となって我々の前に立ちはだかり続ける。

 

そして物量が多い。後半になるとクラス一つ分くらいの職員を雇い、同じくらいの量のアブノーマリティを収容することになる。それを管理人一人で命令をして動かすことになる。幸いにしていつでも一時停止して落ち着いて一つ一つ指示を出すことができるが、いくつものトラブル対応をしているうちに気づけばほころびが生じているということはまれではなく、それに対応できなければ人は死に、アブノーマリティは脱走して、施設は崩壊する。後半になっていくにしたがって施設全体の職員に影響を与えたり、一人では到底鎮圧できなかったりするアブノーマリティが施設に表れてくるので作業量は膨大になる。

 

いうまでもなくボス戦は難しい。ボス戦は難しい。

 

☆どこが楽しいの?

大変なところばっかり強調して書いたが、(想定外の)被害なく一日を終えることができた時の達成感は何物にも代えがたい。そして毎日少しずつ魅力的なストーリーが進んでいく。ここはどんな世界なのか?なぜあなたは管理人なのか?なぜこんな施設が存在しているのか?SF、オカルト好きにはこれだけでもたまらない。

何よりアブノーマリティがすごく魅力的だ。毎日増えていくアブノーマリティは特有の管理性質を持ちこちらを飽きさせてくれないし、それぞれにその特殊性を生かしたストーリーがついてくる。

 

最後にゲームに出てくるアブノーマリティの姿を少しだけ紹介しよう。

こんなのとか

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こんなカワイイのとか

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こんな不気味なのまで

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たくさんのアブノーマリティがいる。仕事に慣れだすと毎日新しいのを見ることがすごく楽しい。みんなかわいい。一部は絶対に許されない

 

気になった人は公式ページの紹介動画を見てみることを勧める。音楽もすごくセンスがいい。second trumpet好き。

 

時間に余裕のある人のうちで、ものを管理することに喜びを感じる人、困難をねじ伏せるのが好きな人、そのうち特にオカルトやSF,scpが好きな人にお勧めしたい。

 


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ルール

 

自分が好きで語りたいものについて以下の点を特に意識しつつ書く

 

・読みやすさ(聞きやすさ)

  読みやすく、わかりやすい構成。レイアウトもそうだけど情報の順番とか起承転結とかはよく意識して書く。

 

・自分の面白いと思ったポイント

  結局何が言いたいの?っていう会話を垂れ流すことへのカウンター。明確にここがいいって部分、聞かせたい部分を取り出してわかりやすくする。それと立場をしっかりと表明する。自分の好きなことだけでなく嫌いなことも必要なら書く。

 

・素早く。

  文章を書くことが最終目的ではなく話すことが最終目的であるため。あんまりコストを使い過ぎない。そのかわり数をこなす。

 

 

週一とかで更新できたらいいな